息子が39度の熱を出したので、今日のレディースデイの映画は明日に延期。レイトショーだから割引ありなので。
土曜のコンサート時に購入してきたバートンと小曽根真のCDを毎日聴いている。
師弟関係である二人の「face to face」というアルバム。
師匠でありながら弟子の才能を高く評価して、バートンはデュエットという最小のユニットにして、幅広いレパートリーをこのアルバムで表現できたことに改めて驚いていると記している。スタンダード、コンテンポラリー、タンゴ、ストライド・・と様々なタイプの演奏が聴けるこのアルバムは、売り場の人の推薦もあったのだが、お得感満載だったのだ。
一押しのピアソラの「ローラーズ・ドリーム」はバートンがピアソラ本人と演奏したかったのだが他界してしまったため断念。偶然真様が演奏しているのを聴き、めったに表現のできない、タンゴ特有のメランコリーを表現していたという。
鳥肌が立つほどのバートンの演奏が光るのは3曲目の「フォー・ヘブンズ・セイク」。勿論、真様のピアノもなんともいえない。、ただただ目を閉じて聴いていたい。
コンサートで真様がバートンに昔いわれた言葉で「相手の音を聴き取れる、音楽家になれ」というのがあり、それは「音楽は普通の会話と変わらない、バートンは僕のソロがどこに行くのか読んで、一諸に会話をしているように演奏してくれる」と話していた。
普通の会話と変わらない・・・。会話が楽しめればお酒が美味しいように、音楽もアンサンブルもそういうことなんだ

。とアルバムを聴きながら納得!
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