銀座で友人4人で今年の締めくくり
それに相応しいかはさだかではなかったど、幹事の私が映画付きにしましょと提案して先に集合できた2人と
テアトルシネマで「サラの鍵」を
。
評判は知っていたし、暮れには、ちょっと内容が暗いし重いしと、思ったが2人とも、見たいと思ってたというので出かけた。
込み合っていたが、本編が始まってすぐに引き込まれていった。
1942年、ナチス占領下のパリで行われたユダヤ人迫害。
60年後、ジャーナリストのジュリアはアゥシュビッツに送られた少女の家族の取材をするうちに自分とその少女との点と線がつながり、彼女の運命をも変えてゆく。
2時間が少しも長く感じる事なく、現在と過去の映像が効果的に現れる。
真実を知る事は時には怖い、それに向かって行ったジュリア。
作家の角田光代さんが鑑賞後に「私たちは生きる事の叶わなかった誰かの生を、引き受けているのではないか。私たちの生は自分だけのものではけしてないのではないか。そのようにして私たちは生き続けていくのではないか。過ちと修正を繰り返しながら」と書いていた。
4人の忘年会でも、皆それぞれ楽しい事も辛い事もあった2011。
色んな事を乗り越えてこそ人生。誰かのせいにしないでこれからも生きようね
と声を大にして言い合えたのも「サラの鍵」の影響が大だった。
エンドロール直前で涙が流れた私…。
お勧めシネマです!お正月にお出かけください