妹が旅行中なので、実家の蕎麦屋の昼の店番を頼まれる。
旧看板娘は、久々の登場
不況の波は実家も直撃で、「今までの読みなんて、まるで通じない」と父は嘆く。
私は20代から手伝ってきたが、加齢と共に、記憶力や瞬発力は衰えるので、短時間で多数のお客様をさばく芸はもう、青息吐息
昔のように、店の前でお客様が、列を作ることはないし、落ち着いてやれば何のことはない、と言い聞かせてみたものの・・・。
値段も当時とは違うので、「やっちまったよ。当時値段でのレジ打ち
」
まぁ、私一人で何とか、さばけたので良しとする。
それにしても、夜がぱったりと暇なようなので心配だが、「お祭り好きで、見栄っ張りの
なんだから、閉めるわけない」という話になり、「閉めるのはいつだってできる」「閉めないのが難しい」「必死のとこは見せない」etc・・・。
の発言が続き、「さもありなん
」と納得の私。
「閉めちゃって、好きな蕎麦、よそに食べに行くのはやだもんな。」「やっぱ、家の
蕎麦じゃなきゃな
」に至っては、「はいはい、それなら身体が動くまで、
好きな蕎麦、売り続けてね。」
と、私もまだまだ、食べっぱぐれることはないな~っと。
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