尊敬する、漫画家の西原理恵子さんが、朝刊の求人欄のページで述べていた。
19の時に何のコネも無しに上京し、アダルト雑誌のカット書きから始めて、ここまで来た。小さな会社から始めたので、派遣切りや未払いなどは当たり前でそのたびに金銭の交渉の仕方や、仕事を切られた時の次の一手を学習してきた。
東京で働いている、フリーランスは皆、同じだ。沢山の仕事を同時にこなし、うかうかクビになるのを待ったりはしない。人生や仕事には突然の嵐がつきもの。
夫をアル中と癌で見送った時も一番の本音は「金があってよかったなぁ」で、彼を野良犬のように死なせないで済んだし、自分の人生ももっと、憎しみの多いものとなっていた。
「働くことは生きること。人が人であることをやめない為に、人は働くと信じている」と。
西原ワールドのファンである私は、このコラムで「やっぱり、思った通りの人
」と朝から拍手
商売の家に育ったので私も働くのは当たり前という考え方が小さい時から、身についている。そして、不安定な立場の仕事でもあるので、若い時から「今月は、やっていけるのか・・」と思っていたし、経験を重ねれば、「いつまでできるのだろうか・・」などの不安は常について回る。
それを、「まっとうな稼ぎ方を探そう」「男も女も一生働こう」と呼びかけてくれるのは本当にありがたい。真っ当な稼ぎ方かどうかはまだまだ、模索中だが、一生を賭けてやっていきたい仕事ではあるので、おんなじですよ。このフリーランスも!と、同感できるのは幸せだ
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