明日、綾戸智恵さんのコンサートに行く。予習しなくちゃ…と先週、彼女が出演した「ミューズの女神」と「福祉ネットワーク」の2つの番組を録画して見た。「ミューズ…」では自分の役割をきっちり踏まえた演出を見せ、美人ヴァイオリニスト川井郁子さんを引き立てながらそこは綾戸智恵ならでは!の存在感が見事だった。「福祉ネットワーク」ではお母様が脳卒中で倒れてからの介護と10周年コンサート、1年の活動休止の歩みを追っていた。他人が家に入る事を嫌うお母様の為に彼女が介護を全てする事になっていった段階で「介護をする」では共倒れになる。と気付き「介護もする」と発想を変え「歌は私の必需品」「母は必要」と思う事にしたという。それからはお母様もディサービスに行くようになり、智恵さんが坂道を辛そうに車椅子を押す時は歩くようになったそうだ。
今も「介護は辛いです。神様が持っている切り札に勝とうとは思わないけれど、シナリオだけは自分で書きたい。神様が書いたものにちょっと変えてアドリブ入れたい。譜面通りにはいきたくない。基本は何小節って決まっているけれどその小節の中をちょっと変えるよって、アドリブしたい。」番組のラストのこの言葉に泣けた。

も生き方も譜面通りで迷走中…の身には流石に堪えたなぁ

明日、生の智恵さんの歌声を聴いて、アンコールできっと歌う「FOR ONCE IN MY LIFE」を聴いたら又泣くだろう。でもきっと元気、勇気、指針を与えられてくるよ、私

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