毎週木曜の朝はジャズピアノのレッスン。
真剣に「目指すは、ジャズピアニスト!」と皆に言いふらして自分を後戻りできなくさせたのは、今年の4月から。・・・ということはその前はどういう気構えで?
となるのだが、人間その気になればできるのよね!と高齢者の方が生まれて初めて鍵盤に向かうのを見て、若かりし頃の挫折を乗り越えるのは今
とばかり、れしぴずのEちゃんが「私、ジャズピアノ習いに行こうと思って。ネットで捜したの」
というのを聞いて、「私も行く!」と二人で見学に行き、2004年の新年から通いだした。
当時はきちんと、月2回真面目に通っていたのだが、ぴあねっとコンサートや、れしぴも始めるようになると、そのステージでヘマをしない!が第一目標みたいになってしまい、y先生の所では、「今度この曲やりたいんですが、何とかかっこよく」みたいなことばかりを言って、その場しのぎで「なんちゃってジャズ」を弾いていた私。
当然、練習も行く直前にしかできず、月1回通うのがやっとの状態。それが、去年の冬迄なんと、6年も続いた。
先生もまぁ、こんな、適当な生徒に合わせるのはさぞかし、苦痛だったとは思うが、いつも、穏やかに接してくださった。
そして、4れしぴの練習の時から、私が本当にやりたいのは「アンサンブル」
と気づき、4月の発表会で、ステージでのクラシック演奏は終了。
20年師事した先生にも、「ジャズをこれからやります。」と卒業させていただき、y先生には5月から「これから、ちゃんとやりますから、アドリブ自分で弾けるようにしてください」とお願いした。
そして、今年も終わろうとしている今、12月25日の発表会を目の前にして、y先生は「よく、リズムにのれるようになったねぇ~」と11月後半から、お褒めの言葉をくださる
でも、そのあとに「前は何を弾いても、突走っちゃって
」というので、
「先生、それ、私言わないようにしてる。褒めといて後で落っことすの。
笑いとろうとしてすぐやっちゃうけど、気をつけてる。私みたいに、褒められるのになれてないと、その後の方ばかり、気にしちゃってやっぱりねえ・・って思って3日悩むの。だから、私はおだてにのりやすいから褒めて、できる、できるって言っとけば本番ちゃんとやるから頼みます!」と。
y先生は、私とのこんな会話に慣れているので、「すいませんねぇ~、気づかないで」と苦笑しながら応える。
まったく、どういう生徒だ~と思うだろうけれど、y先生は「中村さんて、ほんと、面白ね」とよくいってくださるので結構調子に乗ってる私
でも、こんな私に親身になって、教えてくださるy先生を尊敬しているし、1番の恩返しは25日の本番でいい演奏を聴かせる事なので、残りの日々、今年のまとめよ
って練習に燃える私
。
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