私は人相手の仕事をしているくせに、本当の所は人見知りだ。
この仕事は子供相手が殆どだったし、1対1なら時間をかけて親しくなるのは得意
と何とかこれまで続けてきた。
幼い頃はそれこそ商売人の娘なのに!と散々親に言われる程、人見知りで対、人が苦手だった。
今日、本所に行く迄の道で近所の同級生のお母様にお会いした。
傘を持参してなかったので入れてあげて、喋りながら歩いた。
「あら、カコちゃん、久しぶり。貴女何処で教室やってるの?」の会話から、「いいわね~、もうお子さんも大きいし好きな事でお仕事出来て」「何をおっしゃいます、○○さんこそ、いつも橋の上を
ですっ飛ばしてるじゃないですか
私、20年後あやかれるように今、必死に鍛えてるんですよ~っ」
「あら、そぉ?幸い仕事あるしね」との会話がスムーズに流れ、ピアスの穴を60歳で開けたのを知っていたので「これで運が開けました?」と聞くと「それはよくわからないけど」といい「まさか、今日、カコちゃんに会えるとは思わなかったわ。ありがとう」
と数分の会話だったが喜んで頂けた。
ジムでも高齢の方によく話しかけられて可愛がって貰っているが、コミュニケーション能力がやっと年齢に追いついたなぁ…。という感じ。
妹は子供の頃から、人と感じよく話せ、商売向きで今もそう。生まれ持ったものだろうが羨ましかった私は、年を重ねるとは、こういう事なんだ
。訓練や慣れは確かに生きてくるよね
と実感。
PR