午後、北千住でお隣りに暮らしていたkさんとお会いした後、お墓参りの予定の今日。
もう、18年も前、息子が生まれたばかりの頃、娘を幼稚園バスに乗せるまでの15分ぐらい、息子を預かってもらい、色々と助けて頂いた方で転居しても、私の発表会はほとんど、応援にいらしてくださる。私より一回り以上は年上の方だが、当時の集合住宅でも、一番下の息子さんが小学生だった事もあり、頼れる先輩という感じで慕われていた。当時はそれこそ、他愛のない事をお隣りだし、よく喋っていたが、離れてからの連絡は手紙や、発表会のとき言葉を交わすぐらいでゆっくり座って話すというのは「初めてね!」と言い合ったほどの機会。2時間お互いの事を話したが、「ああ、似てる人だったんだ」と改めて感じた。去年退職なさってからは旅行、コーラス、お孫さんの世話とスケジュールはびっしり。

「動けるうちにね、やりたいことはやらないと」と私へのメールの返事も「今、長崎にいます」など、ほとんどが旅先から。
kさんにいわれた事で忘れられないのは、私が「こんなに、kさんに良くして頂いているのに、何も返す事ができません」というと、「あら、私にじゃなくて、今度、あなたが転居して近くに困っている方がいたらその方に返してあげてね。」と。
その事をずっと胸にこの地で、過ごしてきたら教室も何とかできるようになり、その成果を毎年kさんに見ていただける私は幸せだと思う。

これからもkさんの前に出て、恥ずかしくない私でいたいな。
PR