プールで86歳のyさんに会う。金曜の朝は、だいたい会えるのだがお互い来られない日もあるので「今日はお会いできるかな」と行く前に思ったりする。彼女のお顔を見ると1日元気に過ごせるので今日はちょっと疲れ気味だから、やめよう、夕方にしよう・・とかちらっとでも思うのを嫌、yさんが来るかも・・と今日は行って正解。

「あなたは、今日ちょっと遅いでしょ?私も遅かったけど」「yさんは人気者だから、来る道、来る道で声かけられて遅くなったんでしょ?」「そうなのよ、荷物引いてる姿で元気なさそうだとか声かけられちゃって、あっち止まり、こっち止まりよ。」なんて会話があり、「年はとりたくないわよ。もう神経痛がでちゃって、季節の変わり目は気をつけないと、かかると長引くし・・」「でも、yさんのように年とれるならいいな。私、年とるのも悪くないって思えるようになったよ。」という私。「又、そんなこといってえ」といいながらいつも持参の、のりの小さい缶を私にくれた。こないだ美味しかったって私が喜んだので、気を使わせて申し訳なかったなあと思ったが「いいの。私は嬉しくて堪らないんだから。若い人に声かけてもらえて、こんな幸せな事はないのよ。」って、ロッカールームで他の方にものりの缶を配るyさん。
私があんなに可愛らしくて、それでいて、日々の生活を楽しむyさんのようになるのは、大変な努力がいるな・・とつくづく思う。
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