松任谷正隆さんが、朝刊で「人間って好きな事しかできないものだと思う。
60歳位迄は、ずっと安定した生活という価値観ではなく、好きな匂いのする分野で努力したほううがいい。波があっても乗り越える力や工夫が湧いてくる」と述べていた。
おお~っその通り

と切り抜いた。
わかっているつもりでも、そして好きな分野で生きてる自分でも、30年間「経済的自立が無ければ・・・」でやってくると、ないものねだりとわかっていても「ずっと安定した生活」に憧れる。
でも、そろそろ、そういう想いからは卒業しないといけない。
さっきまで、昨日録画した、マエストロ佐渡裕氏の、子供の頃からの夢、「ベルリンフィルと共演」が50歳で叶うまでを見ていた。
「強くなり、自分を解放し、楽しむこと」を信条に日々の積み重ねの上に夢はあると伝える映像に深くこれまたうなずいてしまった。
「ドキドキするもの、恐ろしいものとかがなかったら、面白いものは来ない」
「楽しむっていう事は喜びも苦味も両方。色々な事があって、それも含めて人生の終わりに、面白い人生だったなと自分が思えるかどうかだ」
と夢を叶え、まだまだ響きを追い続ける氏の姿から、ないものねだりはもうやめた

と強く思った。
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