夕方、本所教室の前であてんぽOGの私の大人さん第1号のRさんにお会いする。介護の為、20年近く続けたピアノを3年程お休みしている。
介護は長期に渡ったが昨年、大往生でお見送りを済ませた。
Rさんのお若い時からの苦労を知っていたので思わず「ご苦労様でした」という言葉より「良かったですね」と言ってしまった。
大変な時を乗り越えられて好きなお仕事に向かわれているお姿は生き生きとしていて美しい。
ピアノも又再開したいが地方にいるお母様のもとに月2回は行っているのでままならない事、私や教室の様子も聞いてくださり、立ち話だったけれど、又ここにも気にかけてくださる方がいた

と嬉しかった。
「練習はしないし、劣等生でしたけど、ピアノの音は大好き

なのでね、又やりたいですよ」と。
私も大人の方のご事情はくみ取れる年齢になったのでこの所の、お休みになる方や退会される方には「やれる時が来たら又思い出してください

」と。
手紙やメールもマメな私だが、やはり会って話さないとわからない事は数々ある。
Rさんも「発表会は是非!」と予定しておいてくださるとの事だしレッスン曜日も確認してお別れした。
もう、ガツガツするのではなく、「楽しむ為に強くなる」と決めたので「できる時にできる人が」でやって行こう

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