誰もが通る道

本所に行くと、妹夫婦が「流山～よくでてこれたね～」「３メートルぐらい積もってんじゃないの？」というので「私は１メートル５０センチ。３メートル積もってたら玄関から出られません」と言い放つ。

そんな中、今晩スノボに夜行バスで出かける、２４歳のｙちゃんのレッスン。「どうしよう、吹雪いてたら～」と言いながら、しばしおしゃべり。
彼女は４歳～私の生徒で、この２０年間１度もピアノを中断したことがない。
私の、娘同然のようなｙちゃんは２年目が終了しようとしている保育士。
先日、ウイルス性腸炎で、大事な行事の前に高熱がでてしまい、インフルエンザも流行っていたので、生きた心地がしなかったという、その数日の話を事細かに話してくれた。

身体がきついから、もう１年はやるけれど、その先はわからない。と。
「３年は我慢しなさい」と新しい環境に出た生徒さんには、極力いうようにしている私。３年は後、１年だ。「こどもたちは可愛いけれど、中の環境や人間関係は複雑・・・」だそうで、転職はこういうところにしたい、、結婚して辞めたいと、２０代特有の願望を述べるので「結婚に憧れを持ってはダメ」と私。
「あ～、お母さんとおんなじ事いう！」
「それはそうよ。せっかく、子供の頃からなりたくてなった保育士でしょ？向いてるし、頼りにもされてるじゃない。保育士は需要もあるし、今、ちゃんとした仕事についていられるって、すごいことなのよ！」と演説。
それでも、もう１年で・・は何となく決めてしまっている感じ。
「勿体ないから、春からはよ～く考えながら働いてね」と力説。

「吹雪いちゃったらトランプ三昧だ～」と言いながら、悩みはあるが、切り替えも早い。青春まっただ中のｙちゃんとのおしゃべりは弾く時間をはるかに超えてしまったが、これも大事な時間とお互いわかっている。「気をつけて行ってきてね」は、もう一人の母が言ってるのよ、ｙちゃん

4歳児の努力

あてんぽの末っ子、年少のmちゃん。
今日は、ママが「すみません。新しい曲2曲、手をつけられませんでした。」というので「今から、一緒にやればいいよね」とレッスン開始。
4歳とはいっても、あてんぽ歴も３年で、お口も行動も目を見張る成長著しいmちゃん。
今日、私に説明してくれたのは「とんぼのメガネ」は弾けなくって泣いた。でも努力してやってみたらできた。だから又後でも泣いたの。
それからの会話「ねぇ、努力ってなぁに？」「先生、知らないの？頑張る事だよ」
「凄いね、頑張ったんだ」
「うん」
その後もやってこなかった2曲、声を出して音を確かめながら右手だけ完奏

この会話をそのまま、ママに伝えると、弾けなくて悔しい気持とそれを乗り越えてできた嬉し泣きと2回あったとの事。
「努力」のしがいがあったのを4歳で経験したmちゃん。
これからもいっぱい嬉し涙流せるね
きっと…。

プレゼント

朝のにドキッ
良かった積もらなくて.…。
荷物もあるし、浅草で買物もするしで傘も持参かぁ～の玄関。
駅迄の道、小降りになっていたが又に変わり、けっこう降られた。せっかくだから雪景色も撮影
浅草では小降りの。松屋で売場を通り越し、以前からにはと目をつけていた「おめでとう」という文字入りのクッキーと、トランプ柄のマシュマロをセットにして貰う。

他の売場でブーツの中のソックスが可愛かったのでSちゃんと、Yちゃん（来週本番）の分を買う。
ラッピングも可愛くして貰いご機嫌
この手の買物は相手の顔を思い浮かべながらなので、とても楽しい
ちゃんと、撮影もして、Sちゃんの姉さんに渡すと、「わ～っ、いいな、可愛い美味しそう」と言ってくれた。ありがとう。Nちゃん。

ラジオは大切なツール

先週書き留めた言葉

大河ドラマ「江」の脚本家、田淵久美子さんのインタビュー。
○どういう心境で日々を送っているか
「物事を善・悪で考えない。好き、嫌いはあるけれど」
「厳しさは通らない時代だと思うから、大いに自己肯定をして欲しい。　そのままの自分を受け入れて愛する。　本音を述べる。そうすることによって、自分が安定するし、自分の周りの人を大切に思えるようになる。人間関係がよくなる。」

○男の子の子育て
　「男性＝切ない。母というものがいる限り、乗り越えられない何かがあると思う。
　　善・悪について厳しいので、極力、母に期待はしないで欲しいと育てた。
　　世の中はそんなにきれいなものではない。と言い聞かせ、あえて痛い目に合
　　わせて来た。じゃないと、図太い女性とかかわれない男になってしまうと思った
　　から」

男の子の子育ての項目は、１９年前に聞いておきたかった

前半の「善・悪でとらえない」というのは、正義を振りかざすという、おおげさな事ではないがそれって、正しくないよね？的な考え方は、まっ先にしてしまうので、へぇ～と。
そのままの自分を愛して、受け入れては、これからも大いにやろう

この続きは１２日に又聴けるので楽しみだ。

春は少しづつ・・・

１月の寒さは「これから２月って耐えられるだろうか・・？」と思った。
が、立春～暖かく、まぁ、このままいくわけはないが、少しほっとしている。
「４月にドカ雪もありえますよ」という、気象予報士のラジオからの言葉は「ありませんように・・」と願うだけ。

そんな、春の陽気の今日、ｓちゃんのママからメール。「おかげさまで、４月からの進路が決定しました」と、受験無事終了の内容。
ｓちゃんは幼稚園、年少の頃～ピアノを始めて、音楽大好き！スポーツ大好き！遊ぶのも全力投球！と活発な１２歳。
お姉ちゃんのＮちゃんは、おっとりだけれどピアノも勉強も吹奏楽も真面目にこなす、「あてんぽの優等生」
そんな、お姉ちゃんとはきっと、別の道に行くのだろうな・・と思っていたら、何と、同じ学校に決定したとのこと。

厳しい受験期間でしたが、ほっとしています・・とのママからのメールに、周囲の背景が想像でき、お姉ちゃんの姿を見ながら、ｓちゃんも、楽しい中、高生活を送ってくれるといいな・・と思う。

私が配った、キットカットのご利益、今年もまだまだ続くので、ドキドキ感と共に、の準備もしなくっちゃ