午前中にレッスンにいらしたIさん。「60才過ぎのピアノ練習のあり方」についての
研究に日々取り組んでいる。
今日も、「曲を最後から、譜読みをするといいと出ていたので、やってみました」と。
「最後から?」と私は不思議な顔をする。
「はい。最後が弾けないと、その曲は仕上がらないということなので、そうか

と思って」と。
初めて聞いた練習法なので、「へーっ

検索したんですか?それ、知らない曲に取りかかるときにはいいかもしれませんね。」と私。
Iさんは今日の課題2曲をその、ラスト~の譜読みで練習をしてきて披露。
その練習法があっていたのか、弾けていた。
いつも感心するのだが、pcで「大人のピアノ」に関する項目を選び、Uチューブも
参考にしたり、日々のピアノライフは充実している。膨大な数の参考文献があるだろうに、その中から、自分に合うものを探し試みる。
時間は、たっぷりあるとはいっても、教えられたことをそのまま受け止めて練習する方が楽に決まっている。それを、「~やってみました」と毎回、どうやって弾いてきたかを報告してくださる。
「Iさん、すごいですね。どうかな?と思ってもチャレンジしてみる、その心意気がいいと思いますよ」と私。
綿密に検索し、自分のものとし・・創意工夫する姿勢、見習おう
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